山登りイベントで、一番の悩みどころ…
…
…天気
台風や雪など完全に外出が難しい場合はもちろんですが、イベント的に悩ましいのが降るか降らないかわからない、あるいは少~し雨が降る予報。
…悩ましい
結論から言えば、基本的に「HSPのための山登り@高尾山」では雨の日でもイベントを行っております。
※注:雨の状況やその他の状況も確認し、安全が確保できると判断した場合に開催してます。
まず高尾山という山に関してですが、中腹に薬王院というお寺があり、頂上にはビジターセンターや茶屋があるため、1号路の道は舗装されて整備されています。
また、雨だからと言ってお坊さんがお寺にいなくなるわけではなく、雨でも普通にお寺で修行や生活されています。
お茶屋さんは雨だとお客さん来ないので閉めることも多いですが、ビジターセンターはよっぽどのことがない限り開いてます。
そんな、雨でも山頂・山腹で仕事や生活をしている人がいるような山なので、普通の雨が一日降るくらいでは、皆さんが想像するような大きな危険は、他の山に比べ起きにくいです。
※注 イベントは雨の状況やその他の状況をかなり確認して開催してます。
ただそれでも、危険性が高くなる場合はあります。
例えば長雨。
雨の量は小雨程度でも、長期間降ることで累積の雨量が増えると、山が崩れる危険性が高まります。
あるいは強風。
風が強いと木が揺らされ、根元の地面が弱くなってると倒木の危険も出てきます。まあ、風が強いと傘さしながら歩くのも危ないですしね。
※注 イベントではここら辺も確認しながら開催してます。
そんな中で開催するかどうかの大きな目安となるものがあります。
それは
…ケーブルカーが動いているかどうか。
天気予報での確認はもちろんですが、ケーブルカーの運行情報も判断材料にしてます。
ケーブルカーが動いていれば、何かあっても、中腹まで登り下りできますしね。
(まあ、かなり天気に強いらしく、台風が近づくぎりぎりまで運航してたりと、こんな天気でも運行するんだということもありますが…)
もちろん主催者自身も雨の中を何度か登ってみたこともあり、このぐらいの雨なら登っても問題ないという感じを身をもって経験してます。
むしろ、雨の日は人が少ないし、虫も少ない。
マイナスイオンも多めで、少し霧が掛かった風景は幻想的で、好き。
とか思ってます…
去年は雨の中での開催も何回かあり、ケーブルカーで登ってもいい中、参加者の方の意向もあり、すべて徒歩で登りましたね…みんなすごい。
とはいえ、地面が濡れれば滑って転ぶ可能性もありますし、傘を差しながらの登りは普通より体力も使います。
なにより、せっかくの高尾山、晴れの日に登りたい!という気持ちもあると思いますので、今年の春~秋(冬はそもそもあまり雨が降らない)は雨天順延のための予備日を設定しました!!
どちらかはきっと晴れてくれるはず…
それと併せて、予備日は行けないなどで希望者がいる場合、今年も雨天でのイベントも開催します。
天気が違えば山が見せてくれる風景もまた違う、一期一会の風景。
ぜひ楽しんでいただきたいものです。
※注 個人で行く場合にははしっかりと天気予報やケーブルカーの運行状況などを確認し、万全の準備で、決して無理をしないようにしましょう。
HSPのための山登り